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2020年はリモートワークを始めた会社が多くありましたね。
薬剤師もリモートワークできないのかな?
こんな風に思ったことがあるなら、この記事がお役に立ちます。
本記事では、薬剤師のリモートワークがどんな仕事内容で、どんなメリット・デメリットがあって、給与はどうなるのかまとめました。
リモートワークが可能になれば、働きながらお家でお子さんに「おかえり」と言うことができます。
この記事を読んで、働き方の選択肢を広げましょう。
オンライン服薬指導ってできるの?
結論から言うと、オンライン服薬指導は法律上、可能です。
そもそも「服薬指導は対面で行う」と、昔からずっと法律(薬機法)で義務付けられていました。
それが、2019年12月に薬機法が改正され、事実上はオンラインでの服薬指導が可能になりました。
それに伴って、2020年の診療報酬改定では、オンライン服薬指導に関する加算項目が新しくつくられました。
というわけで、法律上可能なのですが、設備が整っているところはまだほとんど無く、世間に広く普及するにはまだまだ時間がかかりそうです。
在宅ワークのメリット・デメリット
働く側のメリットとしては、以下のような点が挙げられます。
- 通勤時間、交通費が節約できる。
- 主婦でも仕事復帰しやすい。
- 人間関係の煩わしさから解放される。
デメリットは以下のような点が挙げられます。
- 説明が患者さんに伝わりにくくなる。
- 家に設備や書籍を揃える必要がある。
薬剤師の在宅ワークを推進している企業
MSG株式会社
MSG株式会社は、インターネット上でオーダーメイドの漢方薬を提案・サポートする会社です。
こちらの会社は2019年9月6日、全従業員のリモートワーク化を可能にしました。
もちろん薬剤師もリモートワークです。
仕事内容は在宅での服薬指導で、主に漢方を中心としたアドバイスをします。
じゃあ漢方の知識がないとダメなの?と思ってしまいますが、そんなことはなく、薬剤師免許があれば応募可能です。
具体的に、こちらの会社が求めている人材は以下のような方だそうです。
- 漢方に興味がある
- 薬剤師免許保有
- Google Driveやスプレッドシート、ドキュメントなどの使用経験あり
- ビジネスメールの使用経験あり
- 新しいツールを抵抗なく使いこなせる
オンライン薬局YOJO
オンライン薬局「YOJO」は、LINEで心身の悩みを相談することで、薬剤師が体質に合ったおくすりを提案し、購入から配送・アフターフォローまでオンラインで完結することができるサービスです。
2020年9月30日時点では、主に漢方薬を提案・販売しています。
ユーザーとのコミュニケーションをオンラインで完結させ、従来の業務を自動化・効率化することで、
一般に月額数万円以上で販売されている医薬品を月額数千円で販売することが可能になるそうです。
こちらも薬剤師がリモートで働くことができます。
応募要件は薬剤師免許が必須で、実務経験があればより良いとのことです。
個人で働く
医療系ライター
医療系の記事を書くライターという選択肢もあります。
例えば先ほどご紹介したMSG株式会社もライターを募集しています。
これは社員ではなく業務委託を受ける形になります。
報酬は記事1本3,000円~で、最低でも月に1~2本書ける方を募集しています。
エニーキャリア株式会社が運営する薬剤師・薬学性向け副業・スポット求人サイト「すきまシスト」でも薬剤師ライターを募集しています。
これも業務委託という形で、インタビュー記事や転職・キャリアに関する記事を作成します。
こちらは報酬が10,000円と固定で、執筆依頼は月に1本が目安だそうです。
こういったライターのお仕事は、生活費を得るためにはたくさんの記事を書く必要がありますね。
フリーランス
実は、フリーランスの薬剤師として働いている人も、現実にいます。
フリーランスの薬剤師って何をするの?と疑問が湧くと思いますが、具体的には個人で漢方相談を受けたり、体調不良に対してカウンセリングやアドバイスをしているようです。
ホームページを作ってそこから相談を募ったり、タイムチケットなどの仲介サイトを使うこともあるようですね。
また、ここに挙げたもの以外にも、工夫すれば自分に合った新しい働き方を見つけることができるかもしれません。
自分に合った働き方
キャッシュレスやネットバンキングを始め、あらゆる事柄がオンラインで済むようになってきました。
薬剤師の業務が完全オンライン化されるのも時間の問題かもしれません。
今回の記事を書くにあたって、いくつかの企業の取り組みについて調べ、私自身も大変勉強になりました。
リモートワークにはメリットもデメリットもありますが、大事なのは自分に合っているかどうかだと思います。
既存の考え方に捉われず、安心して自分に合った働き方が選択できる世の中になるといいですね。
ではまた!