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知育をするにあたって、ご家庭で何か決めていることはありますか?
普通は漠然と「楽しく」「褒めて伸ばす」ということだけ決めている場合が多いです。
もちろんそれだけでも素晴らしいですが、「こういう時はこうする」という決まりを設けておくと、親としての言動・行動に一貫性も出ますしお子さんも混乱しないのでおすすめです。
今回は9冊の育児本から得た知識に私なりの解釈も加えて、子どものやる気・才能を引き出すために意識しておくと良いポイントを15個に絞ってご紹介します。
幼児教育・知育だけでなく全ての学習に応用できる内容ですので、お子さんの才能を引き出したい、将来の選択肢を増やしてあげたいとお考えの方はぜひ参考にしてみてください。
・知育に興味がある
・無理のない範囲で知育を取り入れたい
・知育を始めたけど子どもがやる気にならない
・子どもの潜在能力を伸ばしてあげたい
・知育をやっているけどイマイチ結果が出ていない気がする
知育あそびとは?
ここで言う「知育遊び」とは、玩具を使って遊びながら知能を育てることを言います。
勉強というわけではなく、あくまでも子ども本人は「遊んでいる」だけというのがポイントです。
知育遊びに使う玩具には、例えば木製の積み木やパズルといったものがあります。
モンテッソーリ教育に使われる「教具」、フレーベル教育の「恩物」、ニキーチン夫妻が考案した「模様づくり」などが広義の知育遊びにあたります。
ポイント➀ うまくできたら一緒に喜ぶ
「積み木をうまく並べられた!」というように、子どもが成功したら一緒に喜んであげましょう。
もし兄弟姉妹がいるなら、家族みんなで喜んであげるのが理想的です。
すると当人は「パパママや兄弟が自分に関心を持ってくれている」と嬉しくなり、それがモチベーションにつながります。
ポイント② 無理強いしない
これは当然ですが、無理強いはしないようにしましょう。
遊びでも強制されたら義務感を感じ、楽しくなくなってしまいます。
大人と一緒ですよね。
また、うまくできないからといって子どもを侮辱するようなことを言うのもやめましょう。
ポイント③ 答えを言わない
パズルやクイズの答えを絶対に言わないようにしましょう。
言葉だけでなく、ため息、身ぶり、目線などで遠まわしに伝えるのも禁止です。
もし子どもがどうしても分からなかったら、どう考えれば解けるのか、導くようにヒントを出してあげましょう。
ポイント④ 大人もやってみる
できれば子どもに与えるパズルなどは、事前に大人がやってみましょう。
そしてどのくらい時間がかかるのか、効率化する方法や応用の仕方などを考えておきましょう。
ポイント⑤ はじめの成功体験は大事
知育や勉強は、小さな成功体験を積み重ねることが大切です。
特に一番最初の「できた!」という体験は、モチベーション維持にかなり役立ちます。
ですから最初に取り組む知育遊びは、簡単なものにしましょう。
ポイント⑥ 一歩下がることも大切
もし子どもがパズルをうまく解けなかったら、数日置いてもっとやさしい問題からやり直しましょう。
やさしい問題をしっかり理解すると、できなかった問題も自然とできるようになったりします。
ポイント⑦ 成長を記録する
子どもの発達をしっかり見守って、何ができるようになったか日誌をつけましょう。
子どもからすれば「ちゃんと見てくれている」という親への信頼感につながります。
また子どもにどのレベルの知育遊びをすすめれば良いかを決める大事な判断材料にもなります。
ポイント⑧ 飽きたらしばらく離れてもいい
遊びへの関心が薄れたり飽きてしまったら、玩具はしばらくしまっておきましょう。
子どもが玩具の存在を忘れてしまっても大丈夫です。
しばらくしたら、偶然かのように子どもが知育遊びを思い出すようにします。
再び遊びだすころには玩具への関心も高まっていますし、難しい問題が解けるようになっていることもあります。
ポイント⑨ 特別感を大切にする
大人が玩具を雑に扱っていると、それを見て子どもも乱暴に扱うようになってしまいます。
知育玩具は親も大切に扱い、置き場所は「子どもにも見えるけど手の届かない所」にしましょう。
そうして子どもに「なかなか触らせてもらえない特別な玩具」と思わせるのがポイントです。
ポイント⑩ 小さい子にはファンタジー要素も入れる
1歳半~3歳の子に、いきなり「さあこのカードを並べてみよう!」と言っても「なんで?」という感じになってしまいます。
そこでオリジナルのお話を入れて遊びを楽しくしましょう。
例えば
ある所に〇〇ちゃんという女の子がいました。○○ちゃんはお人形のために道を作るお仕事をしていました。朝になるとお人形の前にカードを並べていくのです。…(省略)…さあ、娘ちゃんもカードで道を作れるかな?
といった感じです。
ポイント⑪ 失敗したら励ましてあげる
なにか成功したらうんと褒め、失敗したら励ましてあげましょう。
もし子どもが知育遊びに関心を持たないとしたら「遊びに必要な能力がまだ発達していない」か「大人が無理じいしたりして最初にいやな印象を植え付けてしまっている」からです。
間違っても失敗を咎めたり、子どもの人格を否定するような言葉は言わないようにしましょう。
ポイント⑫ リラックス空間を作る
知育遊びをするときは、目の前のことに集中できるようくつろいだ雰囲気をつくってあげましょう。
リラックスできる空間の方が頭もしっかり回転します。
ポイント⑬ 新しいものを考える
知育玩具を一通り、説明書通りの使い方ができるようになったら今度は新しい問題を考えましょう。
パズルなら新しい模様や形を創造します。
そして新しく考えた問題は、子ども自身がノートに記録できるように書き方を教えてあげましょう。
ポイント⑭ 速さを競争する
どの問題もできるようになったら、今度は「問題を解く速さ」を大人と子どもで競争してみましょう。
意外と大人が負けてしまうかもしれません。
ポイント⑮ 日常に取り入れる
知育は、なにも玩具や教具がないとできない訳ではありません。
道具が無くても、日常生活の中で考えることを習慣づけることはできます。
例えば数の勉強なら
イチゴを2つずつ配ってね
フォークを3本持ってきてくれる?
というように声掛けするだけでも良いんです。
【まとめ】それぞれのご家庭に合わせて応用を
【子どものやる気と才能を引き出す!知育あそびのポイント15選】
➀ うまくできたら一緒に喜ぶ
② 無理じいしない
③ 答えを言わない
④ 大人もやってみる
⑤ はじめの成功体験は大事
⑥ 一歩下がることも大切
⑦ しっかり記録する
⑧ 飽きたらしばらく離れてもいい
⑨ 特別感を大切にする
⑩ 小さい子にはファンタジー要素も入れる
⑪ 失敗したら励ましてあげる
⑫ リラックス空間を作る
⑬ 新しいものを考える
⑭ 速さを競争する
⑮ 日常に取り入れる
知育あそびをするときの15のポイントについて解説しましたが、絶対ではないので参考程度に捉えてください。
この中からいくつかピックアップしてご家庭での遊びに取り入れて頂いても良いですし、独自のルールを加えて頂いても構いません。
それぞれのご家庭の状況や教育方針に合わせて応用してくださいね。