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ジーナ式ネントレって実際どうなの?
やってるけどうまくいかない。他のお家はどうしてるの?
ネントレってどう実践したらいいのか、実際どのくらい効果があるのか疑問ですよね。
わが家では息子が生後1ヶ月のころからジーナ式をゆるく取り入れました。
今回はわが家なりに工夫したところや、半年間やってみた結果をまとめました。
・ネントレに興味がある
・寝かしつけに苦労していて、なんとかしたい
・ネントレをやっているけどうまくいっていない
ジーナ・フォードのねんねトレーニング
ジーナ式ネントレは睡眠や授乳のスケジュールを大人が管理し、赤ちゃんが自分の生活リズムを早くつけられるようサポートするネントレ方法です。
この方法はイギリスでカリスマ・ナニー(乳母)として知られるジーナ・フォードさんが提唱しているものです。
ジーナ式には大事なポイントが2つあります。
- 1日に必要な母乳・ミルクの大半を日中に飲ませること
- 日中に長く寝かしすぎないようにすること
わが家の寝かしつけ方法
わが家では以下のような点に注意して寝かしつけしています。
抱っこで寝かさない
寝ぐずりしたときに抱っこであやすのはOKです。
ただ、腕の中で寝落ちさせないようにします。
うとうとしてきたな~と思ったら、寝入る前にベビーベッドに寝かせます。
おっぱいで寝かさない
寝かしつけにおっぱいを使いません。
もし授乳中に寝てしまったら、ベビーベッドに寝かせるときにあえて少し起こします。
具体的にはひんやりしたマットの上に寝かせたり、足を手で冷やしたりします。
ベビーモニター
ジーナ式のやり方にしたがって、我が家では寝室に息子を一人で寝かせます。
そこで布団や寝返りで窒息しないようモニタリングするために、ベビーモニターを導入しました。
我が家ではベビーモニターが大活躍していて、迷ったけど買って良かったなと思います。
寝言泣きか見極める
ねんねの途中で泣き声が聞こえても直接見に行かず、まずはベビーモニターで見ます。
そして本泣きか寝言泣きか見極めます。
2~3分様子を見て、泣き声が激しくなるようなら本泣きですし、泣き声が弱まるようなら寝言泣きです。
本泣きだと思ったらすぐに寝室へ向かいますが、寝言泣きだと思ったらそのまま寝るのを待ちます。
おくるみは要る?
ジーナ本では生後6週まではおくるみで全ぐるみ、生後7週以降は半ぐるみにするよう書いてあります。
おくるみはモロー反射で赤ちゃんが起きてしまうのを防ぎ、ママのお腹の中のように体を丸めることで赤ちゃんを安心させるために使います。
結論から言うと、おくるみを使用した方が寝つきが良くなりますが、暴れるようなら無理に使うことはないと思います。
私も生後間もない息子をおくるみで包もうとしましたが、最初は暴れてできませんでした。
全ぐるみしても、モゾモゾと手を出してほどいてしまうので、諦めてしばらく使用をやめました。
ところが生後1ヶ月過ぎたころ、もう一度おくるみで全ぐるみすると、スッと寝るようになりました。
モロー反射:ちょっとした音や刺激で両手がビクっと動く新生児の反射行動。
真っ暗にするべき?
ジーナ本には、赤ちゃんが寝る部屋は真っ暗にするよう書いてあります。
少しの光も入らないように、本当の暗闇にすることが大切なんだそうです。
でもわが家では、暗闇にはしませんでした。
その理由は2つあります。
・カーテンの隙間から入る光を完全にシャットアウトするのが難しい。
・「暗くないと眠れない」状態になると、保育園(来年から通う予定)のお昼寝で眠れなくて困る。
お昼寝の時は遮光カーテンを閉めますが、隙間から入ってくる光はそのままなので薄暗い状態です。
うまくいかないときの解決法
わが家のやり方
早速ジーナスケジュールに沿ってやってみよう!と実践しても、始めからスケジュール通りに進むことはまずないと思います。
わが家も始めてすぐ、うまくいかない所が出てきました。
朝9時に寝かしつけても全然寝てくれず、9時半になると泣くんです。
そこでおっぱいをあげると、眠くなって10時に寝るということが続いていました。
寝る時間を10時から9時に変えるにはどうしたらいいんだろう?
どうして9時に寝ないんだろう?
9時半に空腹で泣くということは、9時の時点でちょっとお腹が空いているのかな?
7時に母乳をあげているけど、ちょっと足りない?
こう考えて、7時の母乳にミルクも足すことにしました。
すると9時ごろに寝るようになりました。
問題解決のポイント
まず「スケジュール通りいかないな」と感じたら、今のお子さんの生活サイクルを紙に書いてみましょう。
今のサイクルが把握できたら、どこを変えたいのか明確にしましょう。
「〇時に寝かせたいのに寝ない。」
「〇時まで寝かせたいのに起きてしまう。」
など問題点が明らかになったら、どうして寝ないのか、どうして起きてしまうのか自分なりに考えてみましょう。
ポイントは前後の赤ちゃんの様子です。
寝る前や起きた後におっぱいを欲しがったら「空腹で寝れない」あるいは「空腹で目が覚める」のかな、と予測できます。
そこから解決策を練りましょう。
抱っこでしか寝ないとき
うちの子は抱っこでしか寝てくれません…
そういう赤ちゃんも多いと思います。
きっと赤ちゃんの中で「ねんね=抱っこが安心=抱っこじゃないと怖い」という方程式ができているんだと思います。
一人で眠れるようにするためには「抱っこじゃなくても安心して眠れる」ことを分かってもらう必要があります。
寝かしつけるときは抱っこであやし、うとうとしてきたらそっとベッドに寝かせましょう。
ベッドに寝かせたらまた起きてしまうと思いますが、なるべくくり返しベッドで寝かせます。
最初は大変ですが、ベッドの上で寝落ちできたら赤ちゃんも「抱っこじゃなかったけど怖くなかった!」と理解します。
抱っこの方がラクに感じるかもしれませんが、ラクなのは赤ちゃんが小さく体重が軽いうちだけです。
1歳頃になり体重も10㎏前後になると、抱っこでの寝かしつけは本当にキツイです。
なのでなるべく早く、抱っこ以外の方法で寝かせられるようにした方がいいです。
添い寝、トントンに変えるだけでもかなりラクになりますよ。
6ヶ月実践した結果
ジーナスケジュールを基本にしつつ、我が家なりの工夫も混じえて6ヶ月が過ぎました。
結果、息子は生後3か月ごろからかなり寝つきのいい子になりました。
ねんねの時間にベビーベッドにそっと寝かせ、「おやすみ」と言って頭をなでます。
そして寝室を出てベビーモニターをチェックすると、5分後には眠るようになりました。
もちろんうまく寝れない日もあります。
でも寝れない日はたまにしかないので、ぐずっても「こんな日もあるよね、仕方ないよね~」と余裕をもって対応できます。
やってみて感じたメリット
泣く理由が予測できる
毎日同じ時間に授乳・ねんねをさせていると、泣いたときの理由が予測できるようになります。
授乳の少し前に泣いたら「お腹すいたのかな」、ねんねの少し前に泣いたら「眠いのかな」といった具合です。
そして授乳・ねんねと関係ないタイミングで泣いたら「退屈なのかな」「体調不良?」という予測もできるんです。
子どもの機嫌がいい
睡眠時間を管理して、ぐっすり寝かせているので、日中の機嫌が良くなります。
うちの息子も基本的にゴキゲンです。
「頭を家具にぶつけた」「キッチンに入ろうとしてダメと言われた」など、何か理由がない限りは泣きません。
予定を立てやすい
息子の寝る時間が決まっているので、寝ている間に書類を書こう!とか夕食の準備をしよう!と事前に決められます。
子どもがいつ寝るか、いつ起きるか分からないと家事の予定が立てづらいんですよね。
やってみて感じたデメリット
最初は神経質になる
我が家はジーナ式を「ゆるく」取り入れていますが、最初は完璧にやろうと頑張りすぎていました。
でもちょっとうまくいかないと悩んだりして、頑張りすぎてストレスになっていることに気付きました。
それで「ゆるく」やろう、と決めたんです。
それからはだいぶ気がラクになりました。
お出かけの不安
お昼寝などの時間が決まっているので、寝る前に出かけるか寝かせてから出かけるか迷います。
車で出かける場合は、車中で寝てくれないかな~と思いながらお昼寝開始時間に出かけます。
まあでも1日くらい、スケジュールとずれてもどうってことないです。
すでに生活リズムができてる子なら、その後のリズムも崩れません。
ネントレで育児の負担を減らそう
この記事の内容はあくまでもわが家の事例ですので、参考程度に考えてください。
それぞれのご家庭の状況やお子さんの性格にあわせて、使えるところだけを取り入れてみてもいいと思います。
私はネントレをやってみて、トータルでは良かったと思います。
生活パターンが落ち着くと時間に余裕が出て、心にも余裕ができます。
ママが笑顔でいることは、赤ちゃんにとってもメリットになるはずです。
みなさんの育児の負担も、もしかしたらネントレで軽減できるかもしれません。
どうにか改善したいと思っているなら、最初は大変ですが試してみる価値はあると思います。