息子の健やかな成長を願う行事だから、きちんとお祝いしたい!
かわいい我が子の端午の節句、せっかくだから盛り上げたい!
大切なお子さんの節句、きちんとお祝いして楽しみたいですよね。
この記事では、端午の節句にやる一般的な行事と由来、手軽に楽しめる方法をまとめています。
・初節句を迎える予定の男の子がいる
・初節句をきちんとお祝いしたい
・イベント不足で退屈なので楽しいことがしたい
・お出かけできないので子どもたちに家で楽しく過ごさせてあげたい
鯉のぼりを飾ろう
鯉のぼりの由来
室町時代、武家で男の子が生まれると家紋の入ったのぼりを掲げていました。
それが江戸時代になり、商人などに広まると同時に鯉の形のぼりに変化していきました。これは「黄河上流の竜門を登った鯉は化して龍になる」という中国の故事が由来です。
鯉のように、男の子が成長・出世するよう願いを込めているのです。
おしゃれな卓上鯉のぼり
昔は大きな鯉のぼりを、庭にポールを立てて掲げる家が多くありました。
昨今ではマンション住まいのご家庭も多く、保管場所も限られるためコンパクトな鯉のぼりが増えています。
ベランダに掲げるものや、天井から吊るすものなど様々な種類がありますが、伝統的な見た目と飾りやすさを両立するなら卓上鯉のぼりがおすすめです。
卓上鯉のぼりを選ぶときのポイントを知りたい方は「【初節句】卓上に置けるおしゃれ鯉のぼり【おすすめ15選】」の記事にまとめていますのでどうぞ。
兜飾りを飾ろう
兜飾りの由来
日本の武家では、梅雨の直前に鎧や兜を出して、風通しと虫干しをする習慣がありました。
端午の節句に兜を飾るのは、こうした武家の習慣が由来と言われています。
男の子に対して「強くたくましくなれ」という意味もあったようですが、実はもっと優しい願いが込められています。
武士にとって兜や甲冑は、身を守ってくれる大切な装備です。
兜飾りには、病気や事故などの災厄から我が子を守ってくれますようにという願いが込められています。
折り紙かぶとを作ろう
5月5日当日には、ぜひ折り紙かぶとをかぶせてあげて、可愛い記念写真を撮りましょう。
折り紙かぶとをぴったりサイズで作る方法は、「【超簡単】折り紙かぶとをぴったりサイズで作る方法」で解説しています。
菖蒲湯に入ろう
菖蒲は香りが強いので虫を寄せつけません。
そのため古来中国では病気や邪気を払う薬草とされていました。
それが日本に伝わり、鎌倉時代になると読みが「勝負」「尚武」と同じため武家の縁起かつぎとして定着していきました。
※尚武:武道を重んじること
菖蒲湯には血行促進、保温、鎮痛作用があるので、無病息災を願う意味もありました。
菖蒲湯のやり方や、赤ちゃんを入れてもいいか知りたい方は「菖蒲湯のやり方、効能、注意点、赤ちゃんを入れる場合など【徹底解説】」の記事にまとめていますのでどうぞ。
柏餅を食べよう
柏は冬になって葉が枯れても、新芽が出るまで葉が落ちません。
そのため柏餅は「家系が絶えない」「子孫繁栄」の縁起物として、古くから端午の節句の贈り物とされました。
また端午の節句は菖蒲など香りの強いもので邪気祓いをする風習があり、柏も香りがあるので邪気払いにぴったりです。
ちなみに柏餅の葉っぱは食べられないのですが、理由が気になる方は「【事実】柏餅の葉っぱは食用ではありません!」で解説していますので参考にしてください。
お土産に金太郎飴も
金太郎と端午の節句
金太郎は怪力の持ち主で、たくましい体に赤い腹掛けをつけ、まさかりを担いで、熊や鹿、猿などを相手に相撲をとっていたという寓話の主人公です。
それが江戸中期になると端午の節句に人形として飾られるようになりました。
現代ではよく金太郎と鯉がセットで描かれますが、これは中国の「黄河上流の竜門を登った鯉は化して龍になる」という故事が由来です。
「金太郎」のように健康でたくましく、そして「鯉」のように大きく出世するよう願いを込めています。
オリジナル金太郎飴
かわいいオリジナルキャンディはお祝いごとやイベントにピッタリです。
節句のお祝いにお子さんの似顔絵などをデザインしたキャンディを配れば来客にも喜ばれるでしょう。
ただし注文するときの単位が大きいので、何個注文するのか、予算はどれくらいなのかなどよく検討してから注文しましょう。
詳しくは「おしゃれな金太郎飴をつくれるサイト6選」の記事で解説しています。